概要

平成8年から、全国に先駆けて社協が運営する施設として、知的障害者のための通所授産施設「グリーンヒル山陽」が誕生しました。
恵まれた立地条件のもとに、地域との交流を図りながら、明るい家庭的な雰囲気の中で作業などを通して将来的な自立生活支援を行っています。

当施設の前身は、手をつなぐ育成会が運営する小規模作業所「さつき園」でした。
障害者支援を目的とした施設の設立は、作業所の利用者をはじめ地域の障害者の方の長年の夢でした。
平成8年4月1日、旧山陽町と旧楠町とその周辺地域の知的障害者の自立と社会参加促進の実現のニーズに応え、旧山陽町社会福祉協議会が経営母体となり障害者施設を開設しました。

沿革

平成8年度	・社会福祉法人　山陽町社会福祉協議会により開設 　名称：知的障害者授産施設「グリーンヒル山陽」（定員：30名）
平成13年度	・短期通所サービス開始
平成15年度	・支援費制度移行（利用契約の開始） ・「利用者の会」発足
平成16年度	・社協合併（平成17年3月）により、山陽小野田市社会福祉協議会が設置主体となる。
平成18年度	・障害者自立支援法施行 ・利用者定員を35名に（5名増員） ・日中一時支援事業開始
平成23年度	・障害福祉サービス事業所へ移行（就労移行支援・生活介護） ・利用者定員を40名に（5名増員）
平成25年度	・障害者総合支援法施行 ・新事業（就労継続支援Ｂ型事業）開始
平成29年度	・就労移行支援事業廃止

障害福祉サービスの概要

生活介護事業　(定員15名)

排泄および食事等の介護、生活等に関する相談・助言、その他必要な日常生活上の支援、創作的活動や生産活動の機会の提供、身体機能または生活能力の向上のために必要な支援を行います。

就労継続支援Ｂ型事業　(定員25名)

一般企業等で働くことの困難な方に対して、就労や生産活動の機会を提供し、作業時間等に応じて工賃を支給します。
働く場を提供することにより、知識や能力の維持・向上、人や社会との交わり、生きがいを提供します。

日中一時支援事業（定員5名）

排泄、食事等の介護や日常生活上の支援、健康管理、相談及び援助を行います。
見守りを必要とする障害のある方への日中の支援を行うことで、介護をしている家族の就労や休息を支援します。

支援内容

（1）生活介護事業

●活動内容

創作活動（カレンダー作り、壁面飾り作りなど）、歌・合奏、パズル、かず学習、文字練習、書道、遊具活動、ゲーム、DVD鑑賞、運動(ウォーキングなど)、美化活動、広告遊び、カラオケ、保健活動、作業わくわくプチイベント（ドライブ、外食、お菓子作り、お楽しみ会など）

（2）就労継続支援Ｂ型事業

●支援内容

・就労の機会の提供と工賃の支給
・就労に必要な能力を身につける機会の提供
・日常生活に活用できる知識及び能力の向上の機会の提供<br? ・健康管理の指導
・相談等の支援

●作業内容

【施設内就労】
・自転車部品(ギア)点検・棒通し
・自転車部品(ギア)組立
・自転車部品（バネ）組立
・自動車部品形成
・アルミ缶回収
・ウエス加工
・釘作成作業
・お茶の販売(山口茶業提携)
・名刺・年賀はがき等印刷
・喫茶グリーンヒル

【施設外就労】
・釘の点検・箱詰め（オノダネイル）
・公園除草・清掃業務
・トイレ清掃業務
・農福連携（田・畑の草刈り
・ブロッコリー形成作業）

●自立支援活動（利用しての生活支援）

調理体験、地図を見て電車利用体験、買い物体験、外食体験　等

（3）日中一時支援事業

排泄、食事等の介護や日常生活上の支援
創作活動、レクリエーション、運動等日中活動の支援

一日の流れ

年間行事

春・・・・・・お花見
夏・・・・・・ふれあい運動会、日帰り旅行
秋・・・・・・グリーンヒル山陽秋まつり
冬・・・・・・クリスマス会、新年会
年間を通して・利用者の会（誕生日会）
わくわくプチイベント ＊生活介護
自立支援活動　＊就労継続支援Ｂ型

お知らせ、活動報告

グリーンヒル山陽参加者募集 （PDF:431KB）